瀬戸内海の恵み

瀬戸内海の豊かな環境

瀬戸内海は、開けた海原(灘)と陸地に挟まれている海峡(瀬戸)とが交互に織り交ざっている複雑な地形となっているため、海水や栄養分の流れが活動的です。

また、瀬戸内海は潮の満ち引きの差が大きいことに加え、非常に激しい潮流により海底に沈んでいる栄養分が巻き上げられる状態となりプランクトンの成長が促進されます。
そのため、魚介類のエサとなるプランクトンが豊富であり、美味しい魚が育つのに他には無いほど最高な環境となっています。

瀬戸内海のあなご

広島といえば牡蠣でも有名ですが、その牡蠣とあなごに深いつながりがあるのをご存知ですか?

瀬戸内海の環境は牡蠣の養殖に非常に適しており、日本一番の牡蠣の産地となっています。その牡蠣漁が行われる牡蠣カゴの元には、牡蠣が排泄する肥料を求めて小魚などがたくさん集まってきます。
つまり、牡蠣の肥料と小魚や小蟹などのエサがある牡蠣カゴの下は、穴子の成長にとってこの上ない環境なのです。

あなごは全国的に漁が行われる魚ですが、瀬戸内海の最高な環境によって短期間で成長するあなごは脂の乗り方が群を抜いています。
一番脂が乗っている時期は1月~2月です。

瀬戸内海のたこ

たこが住むのに適した水温、蟹やエビ、二枚貝などたこの大好物の豊かさ、意外と繊細なたこに合った水質の綺麗な海…など、瀬戸内海はたこにとっても生育しやすい環境です。
瀬戸内海ではマダコが多く獲れ、その漁獲量は国内生産の大半が瀬戸内海で獲られているというほどです。この界隈で獲れるタコは、「その足で立って歩ける」とすら言われる太い足を持っているのが特徴です。
蟹やエビなどをエサとしているためその身にはほんのり甘さがあり、逞しい足の良い歯ごたえと合わせて美味しく召し上がれます。良質なたんぱく質を持ちながら低カロリーで、タウリンなどの栄養も豊富のため、疲労回復にもおすすめです。

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